パディング
パディングは、パディング領域を黒で塗りつぶすことで、出力イメージのフレー
ムサイズは維持しながらイメージを小さなサイズに合わせる方法です。クロップ
と異なり、ソースイメージはパディングではまったく削除されません。イメージ
はパディング量で縮められます。
パディングは、ソースイメージのフレームサイズが出力イメージのフレームサイ
ズよりも小さく、ソースイメージを出力イメージサイズに合わせて拡大したくな
い場合に便利です。正しいパディング量を追加することで、ソースイメージは出
力イメージでも同じサイズのままになり、イメージフレームの残りの部分は黒で
塗りつぶされます。
パディングは、ソース・ビデオ・イメージが圧縮なしの NTSC 720×486、出力イ
メージが 720×480 の場合、自動的に適用されます。
また、16×9 やパナビジョンなど、選択可能な一般的なパディング設定がありま
す。これらの設定を使えば、ソースイメージが元のアスペクト比を維持できるパ
ディング値を「Compressor」で自動的に入力することが簡単にできます。
パディング設定は、「ジオメトリ」パネルの「出力イメージの挿入(パディン
グ)」セクションにあります。