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「このコンピュータプラス」および非管理サービスについて
「Compressor」には「このコンピュータプラス」機能があります。この機能を使
用すると、クラスタの構成方法やセットアップファイルの共有などに関する知識
がそれほどなくても、「Apple Qmaster」が提供する分散処理機能を簡単に利用で
きます。
「このコンピュータプラス」を使用するには、以下の 2 つの手順を実行します:
• 「このコンピュータプラス」クラスタに含まれる各コンピュータ上に
「Compressor」をインストールし、分散処理サービスを提供するように設定し
ます。
• Compressor バッチの処理を実行するときに「このコンピュータプラス」チェッ
クボックスを選択します。
メモ: 認証が必要な場合があります。詳細については、「
Apple Qmaster と分散
処理
」を参照してください。
これら 2 つのステップによって、新たな労力や知識を必要とせずにネットワーク
上の複数のコンピュータの処理能力を活用できるようになります。
詳しくは、「
「このコンピュータプラス」を使ったクイックスタート
」を参照し
てください。
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第 8 章
ジョブを完成する/バッチを実行する
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「Compressor」を使って、AIFF フォーマットでオーディオを出力できます。
この章では以下の内容について説明します:
•
AIFF 出力ファイルを作成する
(ページ 147)
•
AIFF エンコーダパネルについて
(ページ 148)
•
「サウンド設定」ダイアログについて
(ページ 148)
•
QuickTime オーディオのサンプルサイズおよびサンプルレート
(ページ 150)
•
配信用のオーディオコーデックを選択する
(ページ 150)
•
AIFF 設定を構成する
(ページ 150)
AIFF 出力ファイルを作成する
AIFF(Audio Interchange File Format)ファイルフォーマットは、高品質のオーディ
オを格納することを目的に、Apple によって開発されました。このフォーマット
は DVD または CD のオーサリングに適しており、現在は Mac OS でごく普通に使
われるオーディオ・ファイル・フォーマットの 1 つになっています。