「プレビュー」ウインドウを使
う
26
また、「プレビュー」ウインドウでプレビュー画面のサイズを大きくしたり、手
動で I フレームを追加したり(MPEG-1 および MPEG-2 のみ)、インマーカーとア
ウトマーカーを使って、メディアファイルのトランスコード範囲を指定したりす
ることができます。
「プレビュー」ウインドウを使うと、トランスコードを実行する前にバッチ項目
を再生して、フィルタ等の適用前後のクリップを比較し、出力メディアファイル
の品質が十分なものかどうかを確認することができます。
In and Out controls
Preview scale selection
Source/Setting selection
Preview screen area
Batch Item selection
controls
Timeline controls
Marker pop-up menu
Source/Output
information
Transport controls
「プレビュー」ウインドウには以下の項目があります。
• プレビュー拡大/縮小選択メニュー: プレビュー画面のサイズを調整します。
「100%」、「75%」、「50%」の 3 つの設定がありますが、「プレビュー」ウ
インドウのハンドルをドラッグすると、好きなサイズに設定することができま
す。
• ソース/設定(出力)の表示切り替え: これらのボタンを使って、選択した
バッチ項目のプレビューの表示をソースのアスペクト比とサイズに合わせる
か、設定のアスペクト比とサイズに合わせるかを指定します。ソースビューボ
タンを押すとクロップ境界が表示されるので、クロップされる端(1 つまたは
複数)を決めるのに使えます。設定ビューボタンを押すと、クロップ後のバー
ジョンのメディアを、設定に指定されているアスペクト比とサイズでプレビュー
できます。
340
第 26 章
「プレビュー」ウインドウを使う
• ソース/出力の情報: クリップのフレームサイズとフレームレートが、「プ
レビュー」ウインドウの左下コーナーに表示されています。クリップの継続時
間(イン点からアウト点まで)は、右下コーナーに表示されます。ソース・
ビュー・ボタンが選択されている状態では、ソース・メディア・クリップのフ
レームサイズとフレームレートを示します。出力ビュー・ボタンが選択されて
いる状態では、このパッチ項目の設定のフレームサイズとフレームレートを示
します。
メモ: クリップの合計継続時間(イン点とアウト点がない)を表示するには
「バッチ」ウインドウでソースファイルを選択し、「インスペクタ」ウインド
ウ(「ウインドウ」>「インスペクタを表示」と選択)を開きます。