手動でマーカーを追加する/削除する
「プレビュー」ウインドウは、ソース・メディア・ファイルにすでに追加されて
いるマーカーを管理する機能、マーカーを手動で追加または削除する機能、チャ
プタマーカーのリストを読み込む機能など、マーカーに関するさまざまな機能を
サポートしています。クリップにマーカーを追加すると、デフォルトではチャプ
タマーカーとして表示されます。その後、必要であれば、圧縮マーカーまたは
Podcast マーカーに変更することができます(「
圧縮マーカーや Podcast マーカー
をクリップに追加する
」を参照してください)。
クリップにチャプタマーカーを追加するには
1
「プレビュー」ウインドウを開きます。
2
「マーカー」のポップアップメニューから「チャプタ/Podcast マーカーを表示」
項目を選択して、項目の横にチェックマークを付けます。
3
バッチ項目選択ポップアップメニューでクリップを選ぶか、目的のクリップが
ポップアップメニューに表れるまでバッチ項目選択ボタンをクリックします。
4
マーカーが配置されている位置を知るには、以下のいずれかの操作を行います:
• マーカーを追加したい場所に、再生ヘッドをドラッグします。
• 再生ヘッドのタイムコードフィールドに、タイムコード値を入力します。
5
マーカーを追加するには、以下のいずれかの操作を行います:
• マーカーボタンをクリックし、ポップアップメニューで「マーカーを追加」を
選びます。
• M キーを押します。
タイムラインに紫のチャプタマーカーが表示されます。
A purple marker appears
under the playhead after
the marker is added.
6
「マーカー」ポップアップメニューから「編集」を選択します(または、Command
+ E キーを押します)。
マーカーを編集できるダイアログが表示されます。
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第 26 章
「プレビュー」ウインドウを使う
7
「名前」フィールドにチャプタマーカーの名前を入力します。
チャプタマーカーの場合、この名前は出力メディアファイルに表示されるため、
「QuickTime Player」および再生デバイスで確認できます。
8
チャプタマーカーにイメージを割り当てたい場合は、「イメージ」ポップアップ
メニューから以下のいずれかを選択します:
• なし: マーカーにイメージは関連付けられません。
• ソースのフレーム: デフォルトでは、表示されるフレームには、マーカーが
付いています。別のフレームをイメージとして使用するには、別のタイムコー
ド値を入力します。
• ファイルから: イメージをイメージウェルにドラッグします。「選択」をク
リックしてファイル選択ダイアログを開いてから、静止画像ファイルを選択し
てマーカーに割り当てることもできます。
9
「OK」をクリックしてダイアログを閉じます。
「マーカー」ポップアップメニューから「編集」を選択して、チャプタマーカー
を圧縮マーカーや Podcast マーカーに変換することもできます。
クリップからマーカーを取り除くには
1
「1 つ前のマーカーに移動」ボタンまたは「1 つ先のマーカーに移動」ボタンを
クリックして、取り除くマーカーに再生ヘッドを移動します。
2
マーカーを取り除くには、以下のいずれかの操作を行います:
• マーカーボタンをクリックし、ポップアップメニューで「マーカーを取り除
く」を選びます。
• M キーを押します。
マーカーが削除されます。
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第 26 章
「プレビュー」ウインドウを使う
チャプタ・マーカー・リストを読み込むには
1
「プレビュー」ウインドウを開きます。
2
バッチ項目選択ポップアップメニューでクリップを選ぶか、目的のクリップが
ポップアップメニューに表れるまでバッチ項目選択ボタンをクリックします。
3
「マーカー」ポップアップメニューから「チャプタリストを読み込む」を選択し
ます。
ファイルの選択ダイアログが表示されるため、ソース・メディア・ファイルの
チャプタ・マーカー・ファイルを探して選択できます。
4
チャプタ・マーカー・ファイルを選択し、「開く」をクリックします。
マーカーが読み込まれ、「プレビュー」ウインドウのタイムラインに追加されま
す。
メモ: チャプタ・マーカー・リストを使って読み込まれたすべてのマーカーは
チャプタマーカーとして設定されますが、マーカーの編集ダイアログを使えば、
それらを Podcast マーカーや圧縮マーカーに変換することができます。また、必
要に応じて、それらに URL やアートワークを追加することもできます。
重要:
リストのタイムコード値は、ソース・メディア・ファイルのタイムコー
ドに基づいている必要があります。