クラスタの全般的な情報
ネットワークの設定が完了し必要なコンポーネントをインストールしたら、分散
処理クラスタ作成の準備は整いました。
クラスタの作成には、3 つのアプローチがあります:
• 「このコンピュータプラス」の使用: 「このコンピュータプラス」を使用し
たクラスタの作成は、分散処理システムを作成するための最も簡単なアプロー
チです。処理の実行を担当するコンピュータ上に、サービスノードとして設定
した「Compressor」をインストールするだけです。詳細については、「
「この
コンピュータプラス」を使ったクイックスタート
」を参照してください。
• QuickCluster の作成: QuickCluster の作成では、別のコンピュータをクラスタコ
ントローラとする分散処理システムを短時間で構成できます(「このコンピュー
タプラス」クラスタでは、バッチの実行元となる同じコンピュータをクラスタ
コントローラとして使用します)。これは、クラスタで処理を実行するクライ
アントが複数ある場合に特に有用です。詳細については、「
QuickCluster を使っ
たクイックスタート
」を参照してください。
• クラスタの手動作成: 大規模なインストールでは、クライアントから使用で
きるクラスタを手動で作成できます。詳細については、「
Apple Qadministrator
でクラスタを作成する
」を参照してください。
この章で登場する概念や語句で不明なものがあれば、「
分散処理の基本
」を参照
してください。
メモ: 「Apple Qmaster」のユーザで、「Apple Qmaster」がインストールされてい
ないコンピュータを含むクラスタを作成したい場合は、「 Apple Qmaster ユーザー
ズマニュアル 」を参照してください。