MPEG-1 の「ビデオ」タブについて
「ビデオ」タブでは、ビデオフォーマットに関する設定を行います。
The Automatic button
• 「有効」チェックボックス: MPEG-1 出力フォーマットに「ビデオ」タブの設
定が含まれるようにするには、このチェックボックスを選択します。
• 「フレームレート」ポップアップメニュー: エンコードするビデオのフレー
ムレートを選択します。
• 「用途」を「Web」と設定した場合: 選択できるのは、23.976、25(PAL フ
レームレート)、29.97(NTSC フレームレート)、および「自動」です。
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第 17 章
MPEG-1 出力ファイルを作成する
• 「用途」を「DVD」と設定した場合: 選択できるのは、25(PAL フレーム
レート)、29.97(NTSC フレームレート)、および「自動」です。
• 「自動」ボタン: 自動ボタンをクリックすると、ソースのフレームレートに
最も近い、正しいフレームレートがエンコーダにより選択されます。
メモ: ソースのフレームレートが標準的な値でない場合、「自動」を選択する
と、出力フレームレートが想定したビデオフレームレートと一致しなくなるこ
とがあります。たとえば、ソースフレームレートが 15 fps で「用途」が「DVD」
に設定されている場合、25(PAL)が自動選択されます。NTSC DVD 用に出力す
る場合は、フレームレートに 29.97 を選択する必要があります。
• 「用途」ボタン: 出力ファイルの想定用途を選択します。
• Web: 「フレームレート」の選択内容に関係なく、解像度を強制的に 320×240
にします。
• DVD: 「フレームレート」の選択内容により解像度が設定されます。フレー
ムレートが 29.97 の場合は、解像度は 352×240 です。フレームレートが 25 の
場合は、解像度は 352×288 です。
• ビットレート: このスライダを使って、出力ビデオに使用するビットレート
を選択するか、テキストフィールドに数値を直接入力します。使用できる範囲
は 0.5 Mbps 〜 2.0 Mbps ですが、実際に使用すべき設定値は、出力の用途によ
り決まります。ビットレートが高いと画質は向上しますが、出力ファイルのサ
イズは大きくなります。
• Web プロジェクトの場合: ファイルサイズや予想ダウンロード所要時間と
のバランスを考慮して最適なビットレートを選んでください。
• VCD プロジェクトの場合: ビデオのビットレートを 1.15 Mbps とし、システ
ムストリーム(ビデオとオーディオが同一のファイルに多重化処理されたも
の)のビットレートを 1.3944 Mbps より低くすることをお勧めします。
• DVD プロジェクトの場合: ビデオのビットレートは通常 1.15 Mbps、上限
1.856 Mbps です。
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