設定およびプリセットを追加する
「Compressor」のワークフローでは出力フォーマットの設定が最も重要ですが、
ほかの設定およびプリセット、たとえばフィルタ、クロップ処理、フレームのサ
イズ設定、アクション、および書き出し先などを追加することもできます。これ
らの設定を追加する詳しい方法については、以下の章を参照してください。
•
設定にフィルタを追加する
•
フレームコントロールを使って作業する
•
ジオメトリを追加する
•
アクションを追加する
•
書き出し先を決める/変更する
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第 19 章
MPEG-4 出力ファイルを作成する
QuickTime のコンポーネントプラグイン機能を利用することにより、
「Compressor」からさまざまなフォーマットを出力できます。
この章では、QuickTime のコンポーネントプラグイン機能を利用する方法につい
て説明します。この機能によって、ソースメディアファイルからさまざまなファ
イルフォーマットを「Compressor」で出力できるようになります。
この章では以下の内容について説明します:
•
QuickTime 書き出しコンポーネント出力ファイルを作成する
(ページ 259)
•
QuickTime 書き出しコンポーネントプラグインをインストールする
(ページ 260)
•
iPod のプラグインについて
(ページ 260)
•
QuickTime 書き出しコンポーネントの「エンコーダ」パネルについて
(ページ
261)
•
書き出しコンポーネントの設定を構成する
(ページ 261)
QuickTime 書き出しコンポーネント出力ファイルを作成す
る
「Compressor」および QuickTime は、追加のコーデックオプションおよび他社製
のフォーマットをサポートするために拡張することができます。このセクション
では、QuickTime のコンポーネントプラグイン機能を扱います。この機能を使え
ば、他社製のデバイスやオペレーティングシステムで再生できる独特なファイル
フォーマット、たとえば携帯電話用のファイルフォーマットを書き出せるように
することも可能です。標準の QuickTime ムービーフォーマットとは異なり、こう
した書き出しファイルは QuickTime Player のような QuickTime ベースのアプリケー
ションでは再生できません。(ネイティブな QuickTime ムービーのファイルフォー
マットの詳細については、「
QuickTime ムービー出力ファイルを作成する
」を参
照してください。)
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