Compressor 4 - サウンド・サンプル・レート

background image

サウンド・サンプル・レート

デジタル化されたサウンドは、さまざまな周波数レートで取り込まれるサウンド
サンプルから構成されます。1 秒当たりのサウンドサンプルが増加すると、サウ
ンドの品質も高くなります。たとえば、オーディオ CD では 44.1 kHz のサンプル
レートが使用され、DVD では 48 kHz、電話網を介した音声では 8 kHz が使用され
ます。サウンドの性質に合わせてサンプルレートを選択してください。音楽は周
波数範囲が広いため、音声よりも高いサンプルレートを選択する必要がありま
す。発話音声の周波数範囲は狭いため、低いサンプルレートでも中程度のオー
ディオ品質を維持できます。通常は、使用可能なサンプルレートのうち最高の
レートを選択してください。

サンプルレートを下げれば、メディアファイルを 5:1 の比率まで縮小することが
可能です。この場合、8 ビットのサンプリングを使用したときほどではないもの
の、オーディオ品質は劣化します。以下の表は、一般的なサンプルレートと、各
レートで予想される対応オーディオデバイスを示したものです。

対応オーディオデバイス

サンプルレート

DAT/DV/DVD

48 kHz

CD

44 kHz

FM ラジオ

22 kHz

電話

8 kHz